23.仲介業者を選ぶ~インターネットを上手に使う

ネットの時代になってもチラシは情報源の一つ

マンションの買い換えを考え始めた当時、まず頼ったのは友人。持つべきものは友!たまたま妻の友人に不動産業者の方がいたんですよ。そこで、その友人を通して何度か物件を見たりしてました。残念ながら、条件に合致したマンションは見つからず。

その後、ネット、特に「Yahoo!不動産」で多くの物件情報を見ることができるため、定期的にのぞきました。

その頃住んでいたマンションでの問題が深刻化するにつれ、いよいよ本格的に次を探さなきゃ!と追い込まれました。その際、ネット情報よりも実際に不動産屋さんにいった方が早く情報がとれるのでは?と思い、全国規模の大手であるA不動産に足を向けたんです。

我々の条件を示した紙を提示したところ(結びに…に具体的な内容を挙げておいたんで見てくださいね)、担当のAさん、「わかりました。今は残念ながら、ご希望にそった物件はありません。」との答え。やっぱり、我々の希望項目多すぎたかなぁ……と思い、ややがっかり。でも、でもでも、絶対に妥協はできません!

するとAさん、「でも、時間をかければきっとこの条件にかなった物件が必ず出てくると思います。まかせてください。」と答えてくれたんです。とりあえず一安心。

その後、毎週、我々の希望に近い物件の情報ををまとめてメールの形で送ってくれました。我々が妥協をしたくないということを強く言っていたので、Aさんも無理強いはしません。その後、わかったんですが、このA不動産、どちらかというと「おっとり」している雰囲気で、客に対して派手な売り込みをしないんです。その支店だけでなく他の支店でもそう。社の気風なんでしょうねぇ。そのときの我々にとって、とてもありがたい存在でした!

その後、「オガさん、まだ情報を他には流していないんですが、ご希望にきわめて近い物件が一つ出そうです……」との話。ほらほら、最初の読みは「大当たり」で、ネットなどに流れない情報を優先的に得ることができるんですヨ。やっぱりお店に行くことのメリット。

結局、その物件、残念ながらある1点だけがどうしても駄目で、断ることになっちゃいましたが…tね。

さて、そんなある日、オガはネット「Yahoo!不動産」を見ていてある物件に目が釘付け。素敵な間取り!それに、書かれている条件の多くが自分たちの希望に合致するような感じ。もしや……と思い、そのネットに書かれているB不動産に興味本位で電話。それが結局、現在の我々の住まいになることになったのだからわからないもの。そのときは本当に軽い問い合わせのつもりだったんですよ。

B不動産、A不動産と並ぶ全国規模の大手なんだけど、A不動産の雰囲気とは違い、積極的な「攻めの姿勢」の不動産屋だったんです。最初はその姿勢に「恐怖感」すら覚えちゃいましたが、一方で、フットワークの軽さ、さらには担当してくれたCさんの優秀さにより、最終的に無事、物件を手に入れることができたんです。結果的に不義理をしてしまったA不動産のAさんには後で、お世話になったことの礼状を書いときました。Aさんからは「いい物件を手に入れられておめでとうございます!」という暖かい返事をもらいました。いい人でよかった!

こうしてみると、まず一時情報はネットなどで集め、その上で業者さんに依頼するというのはいい方法だと思います。無料のネット情報、馬鹿にならないのです。あるいは、ネット情報と業者さん、平行して情報を集めれば、もう完璧ですね!

また、業者さんを選ぶときにも目的にあわせて、たとえばすぐにでも見つけたい!ということならばB不動産。いや、じっくりと腰を据えて時間をかけてゆっくり選びたいとなればA不動産……というふうに、いろんな業者さんを見て、その上で選んでいくのもいいですねぇ。